2018年1月26日、国内最大級とも言われていた仮想通貨取引所『コインチェック』から
約580億円分の顧客のネム(XEM)が流出していることが判明しました。
あれから1ヶ月ほどが経過した2018年3月8日、コインチェックがこれまでの経緯と今後の対応方針についての記者会見を行いました。
今回はその記者会見を簡単にまとめました。
記者会見動画
※YouTubeのプレイヤーで再生されます、Wi-Fiに繋がっていることを確認して通信制限に注意しましょう。
記者会見の内容まとめ
ネットワークを再構築し、外部からのアクセスに対して出入り口で確認をする。 新しいサーバーを使用、不正アクセスに対して即座に対応できるよう監視体制を整えた。 業務で使用していた端末を全て変えた、新しい端末を購入しファイアウォール(セキュリティソフト)を導入。 人員を増やし、金融機関出身者をシステムセキュリティ責任者に任命し社員に対して指導、業務フローと管理体制を強化。 顧客の通貨をコールドウォレットで完全に保管するため対応し、安全に入出金が行えるか検証中 ネム(XEM)の補償については、来週中を目処にコインチェックアカウントのウォレットへ返金予定とのこと。 補償方法や時期、サービス再開についても公式ホームページで来週を目処に掲載予定。 今回のネム流出、そもそもどういう経緯で侵入されたのか。 ①まずはコインチェック社の複数の従業員に、コインチェック宛てであると思われる内容のメールが届く。 ②そのメールを何人かの社員が開いてしまう。(※社員にフィッシング等には注意するよう教育していたとのこと) ③マルウェアがコインチェック社のPCに侵入、しかし気づく術がなかったためネム(XEM)の秘密キーが窃取されてしまう。 ④そして、ホットウォレットに保管されていた約26万人分、5億2630万10XEMが2018年1月26日午前0時2分~午前8時26分までの間に外部に送金されてしまう。 ※細かいこと(メールの詳細、ハングル文字が使用されていたか等)は捜査に関することなので発言は控えられた。 ネム(XEM)が流出してから1ヶ月と少し、ようやく返金の目処が経ちました。 会見後ネムのレートが、少し回復の兆しを見せ始めなんとか30円を切らずに止まりました。 ネムに対して数多くの風評被害もネットの評判で見かけましたが、今回の件はコインチェック側の資産管理体制に問題があっただけです。 ネム自体に落ち度があって流出してしまった訳ではない、ということを忘れてはいけません。 コインチェックは今回の件を受けて、さらなるセキュリティの強化や人員の補充、サポート体制の強化が行われています。 金融庁の指導が入り、これで 金融庁の登録ができれば 今度こそ安心してコインチェックで取引が行えるのではないか、と僕自身考えています。 なんだかんだ通貨のレートを確認するとき、無意識にめっちゃコインチェックのアプリ開いてるんですよね(笑) 使いやすさやチャートの見やすさは日本一だと思います、ですので来週以降のサービス再開に期待したいと思います。 金融庁が本格的に動き出したことで、2018年は仮想通貨の規制元年となりました。 これを機に、僕たちや新規参入者が安心して取引を行える日が来ることを望むばかりです。 ◯bitFlyer(ビットフライヤー)登録方法はこちら ◯BitMEX(ビットメックス)登録方法はこちら
そもそもどうやって侵入されたの?
不正かつ有害な動作を行うよう生成されたソフトウェアやコードのこと
おわりに
ネム(XEM,NEM)が一番安く取引できるのはここ!モナコインが上場している数少ない国内取引所。初心者でも安心して長期投資が可能なコイン積立サービスがあり、手数料が安めでZaif独自のトークンが取引可能。
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