非中央集権型SNS『Dtube(ディーチューブ)』や『Steemit(スティーミット)』
といったサイトで、動画や記事を投稿したクリエイターに支払われる
仮想通貨『Steem(スチーム)』
Steemには優良コンテンツを集めるという目的があり、今回はそのsteemの特徴や上場している取引所などをまとめました!
ちなみにDtubeが動画サイトで、Steemitがブログです。

仮想通貨『Steem(スチーム)』概要
通貨名 | Steem(スチーム) |
通貨シンボル | STEEM |
発行上限枚数 | 10億STEEM |
公開日 | 2016年4月 |
steem創業者 | ダニエル・ラリマー |
公式サイト | https://steem.io/ |
『Steemit(スティーミット)』や『Dtube(ディーチューブ)』というサイトに記事を書いたり動画を投稿することができて、コンテンツを見る側が記事や動画を評価することでクリエイターが報酬を得るシステムになっています。
その報酬で支払われるのが、仮想通貨のsteemです。
steemは、良質なコンテンツやコメントがユーザー自身の利益になるように構築されているという特徴があります。
SteemitやDtubeでは、アップロードしたデータはブロックチェーン上にデータが記録されるので、システム障害等で投稿が消えることはありません。
Steemitでは3種類のsteemが存在
Steemit(ブログ)では3種類のsteemが使用されていて、記事を投稿して評価されると
- 『Steem Power(SP)』が50%
- 『Steem Dollar(SMD)』が50%
の割合で報酬として支払われ、この報酬を現金に変える時にsteemが必要になります。
ベース通貨のsteemは、1年間に100%ずつ新規発行されて増えていく仕組みになっています。
通貨が新規発行されると、供給量が増えてsteemの価値は下がってしまうので、SPかSMDに交換する必要があります。
steemの価格は、SPやSMDに交換されることで価格を保ち続けています。
SPは保有量に応じて投稿量が決まっていて、保有していると利子が付く通貨になっていて
SMDは、米ドルと同じ価値になるように調整されてる通貨です。
steemからSPへの交換はすぐに可能ですが、SPからsteemへの交換には制限があることに注意しましょう。

おわりに
Steemは、今までにはなかったSNSをサポートするタイプの仮想通貨で、良質なコンテンツほど報酬が支払われるようになっています。
数多くの大手ブロガーがSteemitで記事を書くようになってきていますし、これからさらに注目されるシステムであり、仮想通貨でもあると思います。
残念ながらsteemは、現在国内取引所では上場しておらず、海外取引所のみの上場となっています。
上場している取引所について書く機会があれば、追記したいと思います。
モナコインが上場している数少ない国内取引所。初心者でも安心して長期投資が可能なコイン積立サービスがあり、手数料が安めでZaif独自のトークンが取引可能。
◯bitFlyer(ビットフライヤー)
国内最大級の取引高で、TVCMでもおなじみ。セキュリティレベルが世界トップクラスの国内取引所。
◯BitMEX(ビットメックス)
取引量が非常に多く、取り扱い通貨が12種類と非常に豊富。日本語に対応していて、仮想通貨のFX取引ができる海外取引所。