仮想通貨の半減期って？

仮想通貨には半減期というものがあり、投資家の中でも注目している人が多く半減期を利用すれば短期間で大きく稼ぐことが可能になります。

仮想通貨の投資対象としての特徴は、価格の高騰が大きくてその頻度も高く、ボラティリティが大きいのでその差分を利用して稼ぐものということです。

その中でも大きく稼ぐチャンスが半減期で、情報を早めに集めて適切に行動し通貨を買えば、短期間で自己資産を2~3倍に増やすことができる可能性があります。

今回は、今年半減期を迎える仮想通貨をまとめました。

半減期の仕組みについて

半減期は本来、放射性物質などが自然に分裂して放射性同位体の量が半分になるタイミングのことを言います。

仮想通貨の場合、通貨の量が半分になるわけではなくて、そもそも通貨はマイニングによってどんどん発掘されるので量が減ったりはしません。

それではいったい何が半分になるか、それはマイニングの報酬が半分になります。

マイニングの報酬が半分になるタイミングのことを、仮想通貨の用語では半減期と言われています。

(※画像は関西電力様参照)

なぜ半減期があるのか

仮想通貨は発行上限が決まっているものがほとんどなのですが、マイニングが行われ続けた場合どうなるか。

報酬がもらえるのでどんどんマイニングを続けていくでしょう、すると更に通貨が発行されてすぐに発行上限に達してしまいます。

そうなると新しい通貨が発行されることがなくなるので、市場に出回っている通貨の価値は希少価値が上がり急激に高騰していくので、レートの急激な変動が発生し非常に危険です。

なので半減期を導入してマイニングの報酬を減らして、市場に出回る通貨の量を調整して上限に達するまで時間がかかるように調整しています。

そうすると、発行上限が近づくにつれてだんだんマイニングの報酬量が減っていき、価格高騰の危険を回避することができます。

なので半減期が存在することにより、マイニングの量を調整しているわけです。

半減期が近づくにつれて価格が高騰

半減期になると、マイニングの報酬は減っていきますね。

報酬が減るということはマイニングの量が減るので、市場に出回る仮想通貨の量が抑えられます。

すると通貨の希少価値が高まるので、通貨の価値が急激にではなく徐々に上がって行きます。

つまり半減期のタイミングで突然通貨の価値が上がるのではなく、半減期が近づくにつれて徐々に価値が上がっていくということになります。

実際に半減期を迎えたチャート

2016年に半減期を迎えたビットコイン(BTC)と、2017年に半減期を迎えたモナコイン(MONA)のチャートを見てみましょう。

ビットコイン(BTC)

まずはビットコインのチャート、2016年5月頃に約50,000円。

ビットコインの半減期は2016年7月10日で、高騰のピークを迎えたのが約1ヶ月前の2016年6月10日頃で約78,000円。

結果として、半減期の1ヶ月前に約1.6倍までの上昇となりました。

モナコイン(MONA)

続いてモナコインのチャート、2017年5月頃に約20円。

モナコインの半減期は2017年7月16日で、高騰のピークを迎えたのが約3週間の2017年6月末頃で約95円。

結果として、半減期の3週間前に約4.8倍までの上昇となりました。

(※チャートはみんなの仮想通貨様参照)

半減期で仕込むタイミング

チャートから見てピークを迎えるのは、半減期前で期間は多少の前後があるようです。

共通しているのは、半減期の2ヶ月前に上昇し始める点で仕込むなら半減期の2ヶ月前が良いでしょう。

おわりに：今後の半減期を迎える通貨まとめ

次に半減期を迎える通貨一覧です。

2018年は年末までほとんど予定がありません、恐らく他にも情報が集まると思うので確認出来次第追記していきたいと思います。

半減期の2~3ヶ月前に通貨を仕込んでおいて、価格の上昇に備えましょう。