たまに名前を見る『Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)』について調べてみた

 

今までよく名前を見たり聞いたりする取引所と言えば

『coincheck(コインチェック)』←良くも悪くも目立った

『bitFlyer(ビットフライヤー)』←取引高とかセキュリティ世界トップクラス

『Zaif(ザイフ)』←ネム(XEM)が安い、ビットコイン0円バグが話題に

『BINANCE(バイナンス)』←世界最大級海外取引所、金融庁が警告した

 

この辺りをよく目にしますよね。(仮想通貨投資してる人なら絶対知ってる取引所)

そして今回調べたのは、たまに名前を見たり聞いたりする

『Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)』

どんな取引所なのか、またメリットやデメリットについて調べてみました。

(※みなし業者なので登録方法は今回紹介しません)

2018年4月7日追記:Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)について注意事項

今回はミスターエクスチェンジについて触れつつ、分散型取引所の説明をする記事になっています。

というのは、ミスターエクスチェンジは業務改善命令を受けたものの改善することができず、2018年3月29日仮想通貨交換業登録の申請を取り下げると発表しています。

そして顧客への資産返還が済んだ後に、サービスを終了する予定になっています。

 

取引所の特徴

対応している言語

対応している言語
日本語
英語

対応しているのは、この2ヵ国の言語になります。

 

会社概要

会社名 株式会社ミスターエクスチェンジ
取引所公式サイト Mr.Exchangeへ
設立日 2017年8月7日
資本金 1,000万円
従業員数 16人
代表取締役兼CEO 川畑裕介
事業内容 価値を持つ電磁的記録の保管、交換、流通の促進事業
所在地 812-0011
  福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目2−20 博多駅前C-9ビル8F−C
電話番号  050-5893-7931
  受付時間:11:00~17:00(土・日・祝日及び弊社規定による休日を除く)

元の取引所名は『Mr.Ripple(ミスターリップル)』で、2017年9月に名前を今の『Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)』に変更してサイトをリニューアルしました。

サイトの移行期間は、1年後の2018年9月末までになっています。

 

取り扱い通貨一覧

仮想通貨通貨名 通貨シンボル
ビットコイン BTC
ビットコインキャッシュ  BCH
イーサリアム ETH
イーサリアムクラシック ETC
リップル XRP
ステラ XLM
オーガー REP
モネロ XMR
ジーキャッシュ ZEC
ライトコイン LTC
テザー USDT
ディセント DCT
ドージコイン DOGE

取り扱い通貨は13種類、国内取引所では比較的多い方になります。

 

Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)のメリット

取引所のメリットとしては、まずは取り扱っている通貨が多いこと。

更にテザー(USDT)ディセント(DCT)は、国内取引所ではこの取引所くらいでしか取り扱っていません。

そして最大のメリットは、ミスターエクスチェンジ分散型取引所(Decentralized EXchange)である点です。

DEXとは、個人間で直接仮想通貨の交換を行うことができる取引所のことです。

冒頭で名前を出した取引所は中央集権取引所で、仮想通貨の交換をする際は交換所を介して取引を行う取引所になります。

僕たち取引するユーザーが保有する通貨のウォレットや秘密キーは取引所が管理していますよね。

DEXであるメリットとして、取引所を介さずに個人間で取引をしているのでコインチェックのようにハッキングで自己資産を失うことがありません。

また、同じくみなし業者だったビットステーションのように、顧客の資産を私的流用される心配もありません。(※金融庁による業務停止命令処分済)

24時間365日動いているので、中央集権型とは違い土日祝日でも入出金することが可能です。

 

 

Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)のデメリット

DEXであるということでやはりデメリットが存在し、簡単に言うと流動性が低く取引板がじゃなり薄いと言える点で、取引所の選び方の記事でも説明したように流動性が低いことはかなりのデメリットになります。

仮想通貨取引所(交換業者)の選び方、手数料や流動性に注目しよう!

 

分散型取引所の技術は比較的最新のモノで、認知度が低いことに理由があります。

みなさんによく知られているビットフライヤーコインチェック中央集権型で、こちらが主流なのが現状です。

そして分散型は運営側が取引する場を提供しているだけなので、ユーザーの本人確認などが必要ありませんがサポートが一切ありません

なので、分散型を利用する際に自己資産中央集権型とは違い自己管理で、万が一ウォレットの秘密キーを盗まれた場合、第三者の不正取引を止める手段がありません。

取引に使用しない通貨は、ハードウォレットなどのネットに繋がっていないウォレットに保存して秘密キーも物理的に紙などに記録して大切に保管しましょう!

 

おわりに

今回は、国内の分散型取引所『Mr.Exchange(ミスターエクスチェンジ)』について調べたことをまとめたのでご紹介しました。

みなさんが知っている主流の中央集権型最新の分散型についても少し触れましたが、それぞれにはやはりメリットデメリットが現状存在します。

中央集権型のデメリットは、コインチェックがやらかしたのでよくわかっていると思います。

分散型も、最新の技術で中央管理者を介さず個人間で取引が行えるというすごく革新的なモノですが、中央管理者を介していない分自分の身は自分で守る必要があり、様々なことに手数料がかかってしまうデメリットもあります。

手数料に関しては、各仮想通貨ごとに緩和策が打ち出されつつあるので今後改善される可能性があります。

そしてミスターエクスチェンジですが、金融庁から2018年3月8日業務改善命令を受けていました。(※改善不可のためまもなく取引所閉鎖予定)

 

このようにユーザーが少なく営業継続不可などの理由で、分散型の取引所は未だに数が多くありません。

バイナンス分散型の取引所を開発すると発表していたので、ユーザーが元々多くこれにはかなり期待ができそうですね。

 

 

オススメの取引所
 Zaif(ザイフ)
モナコインが上場している数少ない国内取引所。初心者でも安心して長期投資が可能なコイン積立サービスがあり、手数料が安めでZaif独自のトークンが取引可能。

bitFlyer(ビットフライヤー)
国内最大級の取引高で、TVCMでもおなじみ。セキュリティレベルが世界トップクラスの国内取引所。

BitMEX(ビットメックス)
取引量が非常に多く、取り扱い通貨が12種類と非常に豊富。日本語に対応していて、仮想通貨のFX取引ができる海外取引所。